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OpenAIがバグ報告に最高20,000ドルの報奨金を提供

こんにちは。えんしーです。

今回は、新興企業OpenAIが自社の対話型
人工知能「ChatGPT」の脆弱性
報告したユーザーに対して最高2万ドルの
報奨金を提供するプログラム
「OpenAIバグ・バウンティー
についてご紹介します。

最高20,000ドルの報奨金を提供

このプログラムでは、報告されたバグの
深刻度に基づき、最低200ドルから
報奨金が与えられます。

言語モデルは検証対象ではない

言語モデルは対象外となっています。
OpenAIのシステムが生成した不正確
もしくは悪意あるコンテンツも
報告対象外となります。

プログラムへ参加できる人

このプログラムを実施するにあたり、
APIやWebサイトの一般的なバグや
脆弱性を調査する研究者を招いています。

報奨金に加えて、セーフハーバーを
設けることで、安心して調査、
報告ができる仕組みを提供しています。

ただし、外部から調査を試みる場合は、
悪意のある攻撃とみなされる恐れが
あるため、一定の条件下でのみ
免責とするとのことです。

プログラム実施の背景

OpenAIのAPIが世界中から
呼び出されることが想定されるため、
社外のセキュリティ専門家や
ホワイトハッカーの協力を得て品質を
高めることが狙いであることが伺えます。

ChatGPTは、近年注目を浴びている
対話型AIの中でも特に高い性能を誇るものの、
その高性能故に悪用される可能性があります。
そのため、OpenAIがこうした
セキュリティプログラムを実施することで、
ChatGPTの安全性を高め、利用者に安心して
使ってもらえる環境を作ることが
目的であると考えられます。

まとめ

今後も、OpenAIが技術の向上と共に
セキュリティ対策を詰めていくことが
期待されています。

今後も活躍から目が離せませんね。