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アリババが人工知能「通義千問」を発表!ビジネスアプリに組み込みへ

こんにちは、皆さん。今日はアリババ・グループ・ホールディングが人工知能(AI)の大規模言語モデル「通義千問」を発表したことについてお話しします。

見た記事: https://news.yahoo.co.jp/articles/413776606c37657bf7e465ef75f4c18358ba690a

このモデルは、GPTに似ていて、アリババのビジネスアプリケーションに組み込まれる予定です。具体的には、アリババのビジネス用メッセージングアプリ「釘釘(ディントーク)」に最初に組み込まれ、会議メモの要約、電子メールの作成、ビジネス提案書の下書きなどに利用できるようになるとのことです。また、同社のスマートスピーカー「天猫精霊(Tモールジーニー)」にも追加される予定です。

アリババのCEOである張勇氏は、生成AIが生産や労働、生活の在り方に大きな変化を生じさせるとの見通しを示し、「通義千問」などのAI言語モデルによって将来的にAIの普及を進める全体像が見えてくるとしています。

しかしながら、AIがどんなテキストを生成するかは管理しづらいため、チャットGPTのような自由な対話は現時点では想定されていないようです。中国IT企業は、中国ならではの問題にひっかからないよう、アリババのように使い方を制限する必要があるようです。

発表会を見ていた方からは、「会議メモの要約やビジネス文書作成をサポートする実務的な機能が盛り込まれているため、プロダクトとして欲しい」との意見がありました。ただ、自由な対話は現時点では難しいようです。

今後のAIの進化に注目したいですね。