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万博でも注目!空飛ぶクルマの最新トレンドとは?注目機種だけ紹介!

近年、自動運転技術やVTOL技術の発展で
空飛ぶクルマが注目を集めています。

今回は、日本含めた世界中のメーカーが
開発する空飛ぶクルマの中で、
特に注目される3機種を紹介します。
それぞれの機種の特徴や価格、
開発段階、安全性について解説しています。

目次:

安全性の高い日本製「SD-05」

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SD-05は、日本のSkyDrive社が
開発を続けているe-VTOLです。
日本初の型式証明取得を目指しており、
2025年の大阪・関西万博にて空飛ぶクルマの
飛行実現を目指しています。

SD-05の優れるところは、
電動でありCO2ゼロで運行可能な点、
自動航行機能によって目的地まで自動で
飛行できる点です。先進的ですよね。
過去のモデルであるSD-03は、国内で
有人飛行試験が完了した点も見逃せません。

価格は、初回ロットの機体価格で
約150万ドル(約2億円、運航諸費用別途)から。

開発段階は、飛行試験が完了しており、
購入予約ができる段階にあります。

安全性ついては、固定翼機の耐空性要件を定めた
耐空性審査要領第II部の基準で国内の
型式証明取得を目指す点で、
高い安全性を狙っていることが伺えます。

大航続距離は約10km、
最高巡航速度は100km/hで移動できます。

アメリカ製の高性能な「Joby S4」

https://wisdom.nec.com/ja/series/koike/2022022801/images/001.webp

Joby S4は、米国Joby Aviation社が開発する
長距離移動型のe-VTOLです。

この製品の優れる所は、
業界最高クラスの最高速度と航続距離です。
最高速度は時速約320キロで、
航続距離は約240キロ以上とされています。

価格は未定ですが、一般消費者向けの
普及型車両を開発することが明言されており、
低価格帯を目指しているとされています。

同社は2009年設立と走り出しがかなり早く、
1,000回以上のテスト飛行をしてきました。
2019年に量産を見据えたプロトタイプを発表。
飛行実証を本格化させています。

安全性については、FAA(米国連邦航空局)の
生産適合性検査を完了しており、
安全性を優先されて設計されています。

低価格とOC監視の中国製「EHang 216」

https://mv-image.moov.ooo/1608970216006_hw0yq2hu3kl7snsgw0ztfpjn.png

EHang 216は、中国のEhang社が開発する、
AAV(自律飛行型航空機)です。

他の製品と比べて特徴的な点は、
価格の安さおよび販売実績と
完全自動化された飛行制御システムです。

機体価格は2020年時点で
33万6,000ドル(約4,800万円 )です。
他の製品に比べてかなり安価です。

開発段階は、すでに中国やヨーロッパなどで
商業運航を開始している段階にあります。
国内においても2022年始に株式会社AirX
(本社:東京都新宿区)販売代理店契約を結び、
国内においてもプレセールス可能となっています。

安全性についても重点的に開発されています。
多重のセンサーやバックアップシステム
(オペレーションセンターによる監視)を備え、
緊急時には安全な場所に着陸することができます。

最高速度は約130km/hで、
最大積載量時の航続距離は約35kmです。

まとめ

空飛ぶクルマの実現は、人々の移動に
革新をもたらすだけでなく、
都市交通や災害時の救助活動にも
大きな貢献が期待されています。

持続可能性を踏まえて、
どの国の製品も、安全性について重点的に
開発がされている点は、流石ですね。

移動の方法がガラッと変わる
歴史的瞬間かもしれません。 今後の動向にも目が離せませんね。