NoteableとChatGPTが連携、データ分析がこれまで以上に手軽に
こんにちは、皆さん。
データ分析とコード作成のツール、Noteableについてお話しします。
そして、そのNoteableをChatGPTが自動で操作するという、
これまでにない新しい体験についても紹介します。
Noteableとは?
The Collaborative Data Notebook For EDA & ETL - Noteable
早い話、クラウド上の強化版Jupyter Notebookです。
Noteableは、Jupyter Notebookに対応している上に、
さまざまなデータソース;BigQueryやSnowflakeなどと
いつでも統合することができます。
リソース管理もNoteableの大きな特徴の一つです。
自分自身の計算リソースを設定し、
チーム全体で資格情報や重要なデータを共有することが可能です。
そしてなにより、いま話題のchatGPTの
プラグイン機能となっているのが特徴です。
ChatGPTとNoteableの連携
今回特に注目すべきは、このNoteableをOpenAIの人工知能、
ChatGPTが自動で操作するという新体験です。
ChatGPTは、自然言語処理の技術を用いて、
人間と同じように会話を行うことができるAIです。
そして、このChatGPTがNoteableを操作することで、
ユーザーは自然な会話形式でデータ分析を行うことができます。
百聞は一見に如かずということで今回、
chatGPTにそのデモをお願いしました。
実行した例がコチラ。
プロンプト内容:
※ [C1], [C2]という書き方は、プロンプトのテクニックです。
これを使って、スクリプト的に思考させています。
すぐにプラグインに接続し、演算が始まりました。
数秒待つと、次の回答が得られました。
まずは基本中の基本です。
リンクをクリックしてNoteableに飛んでみるとビックリ。
なんとノートブックが自動生成され、
すでに実行されています。
丁寧なことに、リンクをちゃんと貼ってくれます。
予想される出力も説明されています。
続けてもう2つ、 デモを実行してくれました。 簡単な数値計算と、Pandasを使ったデータ入力・表示です。
ここでも驚きなのが、表示形式が表だけではなく、
グラフになっていることです。
設定もいろいろできるので、
やりたいことは簡単にできてしまいそうです。
最後にchatGPTは、
「ChatGPTとNoteableの連携により、
プログラミングの知識がない人でも、自然な会話を通じて
データ分析を行うことが可能になります。」
と付け加えてくれました。
こうしてNoteableによって、
ChatGPTはユーザーの指示に従ってNoteableの
ノートブックにコードを書き、実行することができます。
これにより、ユーザーは自然な会話形式で
データ分析を行うことができます。
まとめ
以上のようにNoteableは、
chatGPTが操作できる、強化版Jupyter Notebookです。
データ分析を行う全ての人々にとってはもちろん、
プログラミングの経験がない人でも、
基本的な操作を覚えればデータ分析を行うことが可能です。
NoteableとChatGPTの連携は、
データ分析の新たな可能性を切り開きました。
これからも、この連携がどのようにデータ分析の世界を
変えていくのか、注目していきましょう。